講社係がゆく!

富山教区 桜谷知恩講

桜谷知恩講の歴史

桜谷知恩講は富山市桜谷地区を中心に、天保3年(1832)に地域の最勝講として広如上人の御消息を拝受し発足しました。そして大正9年(1914)4月に、地域の各講を統合して「桜谷知恩講」と改称し100周年を迎えました。

桜谷知恩講の活動現況

昭和30年頃までは寺院の法要参拝は勿論、各家持ち回りで講を開いていました。
現在は、春に「花まつり法要」、秋に「仏故者追悼法要」を行っています。そして、富山教区の行事には極力参加するように努めています。

今回の取材行事

『桜谷知恩講100周年記念報恩講・創立188年記念法要』
令和元年で結成100周年を迎えたことを記念し、2019(令和元)年11月26日、善照寺(富山市石坂)で記念行事を行いました。勤行の後本願寺から感謝状が授与され講長のご挨拶があり、その後100周年を祝し、富山教区内の僧侶で結成されたお坊さんバンド「ジ・アンサーズ」によるお話とコンサートが行われました。

役員さんからのお話

後継者の育成が思うようにならず講の存続に危機感があります。しかし、先人たちの愛山護法の篤い思いそして歴史をしっかりと受け継いで行けるよう、いま私達の出来る事は何かを考えていきたいと思います。そして、毎年の報恩講はもちろん、カラオケ大会やラジオ体操など老若男女が楽しく参加できる活動を継続し、講員全員で力を合わせて桜谷知恩講の更なる発展に努めてまいりたいと思います。

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